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昨日に続いて、「あの日の事」です!。
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     ここ深大寺の朝は、晴れて2℃(5時半)とチョイ寒ですが、皆様方の所は如何でしょうか?。お互い十二分に気を付けて、元気に桜の花を待ちましょう。「絆」「寄り添う」「助け合い」と記念日の度に美しい日本語をこの国の「報」は並べていますが、十和田カトリック教会の佐々木博司祭様があの日お教え下さった、「優しさも、祈りも、やがて愛に包含されてゆくでしょう。」とのお言葉は記念日毎に思い出す言葉ではなく、今でも不思議で異常な愚老の心に生き続けています。被災地が優しいのでしょうか?。それとも被害を受けて「優しく」なられたのでしょうか?。どちらにしても、「優しさ」に満ちたコラムを見付けました。百万ドルの夜景、神戸新聞のコラム昨日の「正平調」です。「おさな子を見つめて、母はふと思いを巡らせたか。俵万智さんに切ない一首がある。〈一生を見とどけられぬ寂しさに振り向きながらゆく虹の橋〉。」と俵さんの和歌を引いてコラムは始まっています。「子を残していつか逝く親の寂しさはしかし、幸せな面もあろう。思わぬかたちで子の一生を見届けてしまった人にすれば、手をとって歩いた七色の時間はあまりに短い。」と書き進んで、「6歳で亡くなった長女のために、昨春、中学の制服を仕立てた母親がいる。津波にさらわれ、娘はランドセルさえ背負えなかった。『入学おめでとう』。直接言いたかったと本紙記事で語る母の涙を覚えている◆あるいは7年前のあの夕方にセーラー服を受け取るはずだった小学6年の少女がいる。「部活はね、英語はね」。憧れの中学生活はかなわなかった。父の手記にある。制服に袖を通して喜ぶ姿を見たかった、と。」と子を失った親の苦しみを書き綴っています。その上でコラム子は、「阪神・淡路がそうであったように、時がたつほど募っていく悲しみがある。同い年くらいの誰かの後ろ姿に。入学や成人、結婚といった晴れの日の人の笑顔に。そして何より、忘れ去られる、そう感じたときに。」と22年前に被害者だったかもしれないコラム子は、「人に例えれば、東日本の被災地はわずか七つの子にすぎない。つらかったね。あれからの日を振り返り、明日にかかる橋をともに手をとって渡るのは、ほかならぬ私たち一人一人である」と同苦してコラムを閉じています。このコラムに不思議で異常な愚老が,コラム子の「優しさと祈り」を「Just feel」していました。30数年前、独り旅立って東京へきた愚老を待っていたのは、己の未練心でした。背後から子供の声が聞こえてきますと、「娘か?」と心が揺らいでいました。別れた時娘は19歳と17歳、もう大人?になっていましたのに…。あの年の10月のある日、南相馬大学佐々木総長のブログ「モノディアロゴス」のコメント欄 (現談話室) に、「澤井哲郎さん、あなたの母上の名は、早苗さんといいませんか?。」と、息子の署名入りのコメントを読んで、「違います。違います。」と慌てて書き込みをするテイタラクでした。

    佐々木総長の御配慮で、30数年振りに息子との再会を果たす事が出来ましたが、まさに「奇跡」です。「幸せ」です。「最高」の老後になっています。その後再会を果たした娘たちからの初めてのメールにも、「忘れた事など無かったよ。」と星野哲郎さんの名曲「昔の名前で出ています」の一節「♪忘れた事など 一度も無かったは」と浮かんでくるほどですが、そう言ってもらえる幸運のジジィで、「感謝」あるのみです。今では、子供5人、孫が10人、曽孫が2人の「艶福家」で、息子は、「帰って来いよー!」と故郷出身の松村和子さんのデビュー曲でレコ大新人賞に輝いた一曲のような事を言ってくれますが、その有難い言葉に背を向けて「独りがイイ!。」などと”天邪鬼”ぶって、深大寺の片隅で今日も明日の愚老のブロ愚の為に「一所懸命」です。あの日から7年目の春を迎えています。これも又、「弱寒83歳!」が迎える「奇跡」の春です。「昇竜の勢い」なので証果?ネ。土曜・日曜とアクセス数が、他のお人のアクセス数か?と、不思議で異常な愚老でさえそう思えるほど跳ね上がって、「インド人もビックリ」(古い例えですネ、「♪古い奴とお笑いでしょうが」と鶴田浩二さんの声も聞こえてきそうなほどですネ)な状態になっています。

    立野先生から6日に頂いたコメントに、「わたしをふくめて世俗に馴れきった現代の人々の心に、なにものかを畏れるという謙虚さが失われるとき、天災と人災はあいかたらい、さながら悪鬼羅刹のごとく、冷酷無残な相貌をむき出しにして、容赦なく人間に襲いかかってくるのではないでしょうか」とありました。「三感師恩」を片時も忘れる事無く、もう少しの間不思議で異常な愚老にも「明日をお与え下さる」ように、「なにものか」?にお願いし魔性か?ネ。そこで今日の一句です。<人として畏れる心で学びたし>哲子。「“畏怖”する心」こそ=「“自戒”の念」なのでしょうか?ネ。「学び」とは?、=「“自戒”の念を強める事」なのでしょうか?ネ皆様方は、ドンナ一句をお詠みになられたのでしょうか?ネ。皆様方の「祈りと優しさ」で、この地球上に「貧困と戦争」の無い世界が一日も早く実現しますように、愚老も強く祈念しています。「五里霧」の向こうに見える「永遠の明日」を信じて…。デワデワ、でわ。又明日です。

    | テッツァマ | 05:45 | comments(2) | - |
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    澤井ゼミ長!

    「弱寒83歳」の春に「その男」と題する小作をお目にかけます。きのうの小作とちがい、10年以上も前に書いた旧作です。わたしの理想と考える人物像で、モデルは高校時代以来の友です。生来病弱で、長年人工透析を続け、リンパ腫悪化のため太ももから上を両脚ともに切断するという大手術を受け、文字どおり満身創痍の五体ながら、明るい声を失わず、友人たちのだれかれに電話をかけては互いに近況を伝え合うのが、かれの生涯の習慣でした。惜しくも3年前の正月明けにとうとう亡くなりました。
    ふと、今夜はあいつから電話がかかってきそうな晩だなぁと、どこかで心待ちにしている自分がいまだに意識されます。


    その男

    その男は世界を見ていた。いつも現在の目で。
    その男は生きていた。いつも現在という瞬間に。
    千回も入ったことのある部屋に足を踏み入れながら、
    いつも新鮮な目で周りを見回した。
    まるで初めて入った部屋のように。
    人に会って挨拶をするとき、
    その男は相手にすべての神経を注いだ。
    相手の話を聞くときは全身を耳にした。
    その男は生きていた。いつも相手とともに。
    その男がいるところ、そこにはいつも、
    時間が生きていた。

    あるとき、その男はリンパ腫の診断を受けた。
    両足がひどく腫れ上がり、
    切断を余儀なくされた。
    その男の病状はますます悪化したが、
    その男の態度はいっそう鮮明になった。
    見舞い客に病状を尋ねられると、
    自分の状態を分析しながら、
    心境を語った。
    そのあとでかならず、見舞い客の近況を尋ねるのだった。
    その男は現在に集中して、相手の話に耳をかたむけた。
    そして、強い絆を相手に感じさせるのだった。
    相手はいつも、元気づけられて帰って行った。

    その男こそは一つの実例だった。
    今に生きる人間の。
    その男は現在に生きる方法を知っていたので、
    相手をも現在に生きさせる力があった。
    相手の話を聞くときは、
    自分の過去に縛られず、
    自分が今しがた語ったことへのこだわりさえ、
    やすやすと捨て去った。
    その男に会った人は、
    正直に自分自身を見つめたくなるのだった。
    どんな質問にも正直に答えたくなるのだった。
    心のすべてをひらいて。

    夏になったが、
    その男は秋を考えなかった。
    ただもう、夏を生きた。
    冬になったが、
    その男は春に心を動かされなかった。
    ただもう、冬を生きた。
    その男は現在を生ききることによって、
    人生のそれぞれの季節を生きたのだ。
    だからその男に会うと、
    現在という瞬間が、いかに
    過去や未来に奪われているかがよく分かるのだった。
    だからこそ、その男はなによりきらった。
    この一瞬を逃すことを。


    この一編の執筆にあたり、わたしはキューブラー・ロス他共著『人生修行中』より恩恵を受けました。
    澤井ゼミ長! 人生は生涯にわたる修行ですね。人生未完、されど友は日々刻々をぞんぶんに生き抜きました。あれほどの男を友に持つことが出来たわが身のしあわせを噛みしめています。
    Donkeyfoot
    Posted by: Masahiro Tateno |at: 2018/03/12 7:33 AM
    立野先生!。
     
    何時もありがとうございます。
    今朝も、見えなくなる目を見開いては読み返しています。
    「優しさと祈り=愛」が、貪爺の心にも涌現しています。
    友を持てる幸せとは?、「そだねー!」でしょうか?。
    立野先生がお書き下さった世界に、生き続けているのですね。
    最高です。
    生きながらすでに“神”。そんなお方が、この世にも存在“する”、あるいは“した”のですね。素晴らしいことですね。
    立野先生、どうぞこれからも、貪爺の「学び」をご指導ください。お願い致します。
    Posted by: 澤井禮道 |at: 2018/03/12 9:05 AM








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